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大半を寝て過ごし、気づけば放課後になっていた。
何ら変化のない生活と、何も変わらない自分にため息がでる。
今日もこうして一日が終わっていくのかと思いながら帰っていた、学校からアパートまでの帰り道。
目の前に一台のフルスモークの黒いセダンが止まった。
あちこち弄られたいかにもな車。行く手を塞ぐように不自然に止められたそれに、嫌悪感を覚えながらも、だからといって引き返す理由もないか、と気にせず足を進める。
そして、避けて通ろうとした刹那、不意にドアが開けられた。
「ちょっと来い」
「っ!!」
突然の出来事に、抵抗する暇もなく、気づけば車に乗せられていた。
バタンという音とともに、急発進する車。
何これ…?
拉致……?
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