章タイトル未設定
第1話
私の名前。そんなもの忘れた。
おまえはいらない、おまえなんていらないと言われ続ける。
いうのは母と義父だ。
「おはようございます」と言っても言葉が帰ってこない。
家を出た私は公園で過ごす。私は中学生になるのだが小学校の時から学校には行ってない。なんでかって母と義父は私に無関心なのだ。
だから学校に行けとかは言われない。公園では空に旅立つ鳥を見てる。「自由なのはいいな」と思うけど、私は自殺をしようという勇気がないし、生きることしかできないのだ。帰ったら玄関で機嫌の悪い義父と出くわした。
「こい」といい私の身体を押さえつけてきた。そして義父は私の嫌いな煙草に火をつけて吸い、私の身体に押し付けてきたのだ。
私は言葉にならないほど痛いことを受け続けた。
私を物置に閉じ込めてカギをかけた。
もちろん今日の夕食はないということだろう。多分今日はすき焼きなんだろうなと思う私。そう私がもの置きに閉じ込めてるときはごちそうの可能性がある。
痛いし苦しい。そして寂しい。そんな思いはどこかに行く。
私は両親が離婚して、親権が母親になっただけで、父はちゃんといる。兄は父が親権を持ってるため父と暮らしてる。
父には会ってない。向こうは会いたいと思ってるのかな?
そんなある日の事だった。救いの手が来たのは。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。