第77話
弘紀は痩せの大食いというやつで、本当に細いけど驚くぐらい、よく食べる。今日は食べ物がたくさんあるし、敬君と話してた僕は弘紀が呑まされてることに気が付き、弘紀、大丈夫と声をかけた。幸と呼ぶと僕にキスをしてこようとするので、これはまずいと思ってると、貢さんは弘に水を持ってきてくれた。さあ弘紀これ飲んでというと、譲は弘紀が酒を呑むとこうなることをしらなかったのだ。すると俺に詫びを入れてきた。悪いと。すると幸というと弘がキスをしてくる。そう弘紀はキス魔になってしまった。酔いがさめたらマジというのだが、今回は観客の証人もいるからね。というかこんな僕らを見られるのはすごく恥ずかしい。その時だった。ええーここで皆さん今回の主役はお色直しがあるため一旦席をはなれますが、どうぞ会場を注目してくださいというのだ。注目しなくていいってのに、恥ずかしい。でも僕は抑えて酔ってキス魔になってる弘紀を連れて僕らは控室に行った。ネクタイを変えるだけだから時間はかからないけど、会場から退場したほうがいいと思ってという貢さん。そう、貢さんは弘紀がこうなったら気が済むまで幸君と二人にしてやらないとといい、後は二人でというと出て行った。幸というと、弘、どうしたの。と聞くと余裕がないというように僕にキス魔がキスをしてきた。深く長いキスだった。そして弘は酒が覚めてきたみたいで、抱き着いていた僕から離れて、幸ごめん。俺、大事な日なのに本当にゴメンと、弘紀、そんなにキスがよかったのと聞いてみた。それが酒を注がれて一杯って言われて呑んだらこうなってた。本当にすまないというのだ。僕は弘のそういうとこを含めても好き。だから弘に外では飲まさないけど、たまに家でやってもいいと思ってしまった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。