決心する。

第27話

しばらく、情報屋の仕事はない。

今日は昼からすごく暇。ツバキとマサキもいない。

なんか寂しくて、どうすることもできないのを必死にこらえる。

夕方になって、ツバキとマサキが帰ってきた。

「ただいま、タツキ。帰ったぞ」とツバキ。

おかえりと歩みより笑顔で迎える。

「俺、これからカエデとご飯行ってくる。それから、俺ちょっと今日は事務所に用事あるから帰らない」とマサキ。

「行ってらっしゃい」とお見送りをする二人。

それから、ツバキが抱いてキスをする。

「タツキ、特に今日はお前がほしい」と言われると真っ赤に頬がそまる。

そして、ベットにお姫様抱っこで運ばれる。

濃厚なキスをされて、彼が私を見ながら、「もう逃がさない」

と逃げれないことを知り、受け入れる決意を固めた。

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