第33話

すみれの過呼吸は一人になることへの不安なのかもしれない。一人にしてしまうことは出来ないと感じた僕はあるところに電話を掛けるのだった。その電話の相手は僕の母親だった。僕は母親の声が聞こえると泣いた。泣き声を聞き、母は薫どうしたのと聞いてきた。

そして僕は母親にすべての事情を話した。少女を誘拐して育ててる事や、すみれの事情についても。すると、薫、それは誘拐じゃないよ。あんたは匿っただけですみれちゃんも薫の事誘拐犯としてとらえられてないしね。私、そのすみれちゃんにあってみたい。会わせてというと、これから俺が迎えに行くから家で待っててよというと、すみれ、出かけるよ。すみれも一緒に行こうというと、一緒に車に乗った。

車で話すことになった。すみれ、君に大事な話があるからというと、すみれ昨日、覚えてる。君は一人にはさせられない。だから会社で遅くなることがあるから、僕の母を家に呼んですみれの事をお願いすることにしたからというと、おじさん。お母さんは大丈夫なのかなと心配する。ああーちゃんと事情は話したよ。それじゃすみれに会わせてほしいと言ってきたんだ。だから母をむかえにいってるんだよというと、家についたとたん、母は玄関から出てきてすみれを見つけるとすみれに抱き着いてきたのだ。母はこの子がすみれちゃん。かわいいというと抱き着いた母をすみれも始めこそはびっくりしていたが、こういったのだった。おじさんのお母さん初めましてというと、あら。薫の事をおじさんっていってるのね。というと頷く。そして薫もおじさんって呼ばせてるんだ。ふふふ。かわいいすみれちゃん、こんにちわ。私の名は夕坂櫻っていうの。よろしくねというと、母が櫻ちゃんって呼んでほしいというと、櫻ちゃんと呼ぶのだった。

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