お師匠さん
第7話
SIDE満
俺は一週間ベットに横にさせられてる。
体温が急激に下がって危ない状態になるといけないとあの人が俺の身体の負担を考えてそうしてくれてるのはいいけどな。
あの人は今日俺の着替えをさそうとしてくれてるみたいだ。
俺は嫌だというとほら早く脱ぎなさい、この服は汚れてるだろうといい脱がす。そして俺の身体を見たあの人はこれはといい悲しい顔をしてくる。皮膚がカチカチに固まってるなといい、はがさないと感染症の引き金になるな。でも痛いし1週間に一回はこれをしないといけないという。俺がいなくなってもこれは医者に行きやってもらいなさいという。
その時はこの人はいなくなるってどういう事なのかがまだ理解できなかった。
そして、今日はこれから痛いことになるぞという。
さあてと今からこれをはがしていくからねというと、消毒をして始めるぞという。
俺は激痛だが我慢する、するとこの人は痛いのかいといい、痛いな。我慢しなくていいといい、これからも痛いときは痛いっていっていいんだよっと俺に言い聞かす。さあて後は保湿と殺菌のためのクリームを塗って終了。よく頑張ったねといい俺の頭を撫ぜてくれた。
俺はこの人なら身を任せても大丈夫だと感じた。
お師匠さんと呼ぶと私の事をお師匠と呼ぶんかいといい笑った。
私も君の事名前で呼ぶからね。満というお師匠さんは優しい人だなと思った。
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