第35話

そしてみにくいアヒルの子は白鳥になり、好きな人と結婚しましたとさ。終わり。というと、私はあれから玲と結婚した。

お母ちゃん、みにくいアヒルの子を読んでというのは子供達だ。私は自分をみにくいアヒルの子と題して話すことにしてる。

するとお母ちゃんというと、子供たちは僕たちを生んでどうだったというのだ。君たちは私の大切な宝物だというと、アキラが帰ってきた。

父ちゃん帰ってきたというと子供たちにただいまというと私に気づいてレイサただいまというのだ。私はおかえりなさいと言うとアキラはレイサおいでという。

子どもたちは父ちゃんはかあちゃんに頭が上がらないねとか、父ちゃんはかあちゃんが大切なんだよというのだ。

あの烙印を子供たちが見て怖がったときには、アキラが、これはとうちゃんを守ってくれた証だといい、子供たちもこれ以上は聞かない。

子どもたちは父ちゃんはかあちゃんに一目ぼれしたというが、私が本当は・・・・・。

アキラもああー父ちゃんの一目惚れだもんなというと静かに二人で子供たちが健やかに成長するように願ってる。

いつまでも幸せに暮らしましたとさ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る