第13話
レイサ、すまないな。俺の手当てをさせてというと、別に何があったかは聞かないけど、なるべく怪我をしてこないでねというと、ああーというと、その患部にあたり、いたたたたっといってると、あっゴメンね。アキラというとふうふうと息を吹きかけてくれていた。その息を吹きかけるレイサをみて俺はこう思った。襲いそうだと。でも、レイサに今は怖い思いをさせたくねえと思い我慢した。アキラ、出来たよというと、レイサは初めてにしてはうまいと思い、手当てはじめてかと聞くと、昔老人に教えてもらって人を手当てしていたのというと、そっかと思うのだ。レイサ今日は何か言葉を覚えたかというと、うん。心配ってことを覚えたというのだ。俺の怪我の事で心配させてしまった事でだと思い、俺は申し訳なくしていたら、アキラのお仕事ってケガすることがあるんだなっと思ってね。なるべく怪我はしてほしくないと思っただけだよというと、俺の職業をレイサに教えた。俺の仕事はヤというと、アキラ、その続きは言わなくてもわかるよ。気にしなくていいというこいつ。ヤクザだよねと聞かれてああーと答えたがなんで知ってるんだって思っていると、ゴメン。その手当教えてくれた人はヤクザなのというのだ。アキラは怖くなんかないよというと俺はこいつじゃないといやだと思った。
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