万引きを見た男性
第2話
SIDE満
俺は病院の帰りに店に入り、食料を選んでた。するとおにぎりの売り場で少年を見かけた。そのまま、俺は会計に向かう。すると少年は何事もなかったように店を出たが、俺はおにぎりを持ってるのを見たので、あいつまさかと思い、俺はおにぎり代を多めに支払い店員に「おつりはいいです」といい、急いで少年を尾行した。すると、少年をみた俺は、あいつら兄弟なのかと思い陰で見守る。この日は俺は見守るだけで声をかけないでおいた。
次の日も少年は来た。そして今度はパンを手に取ると、また店を出ようとしてるので、俺はパンを奪って返してこいつと一緒に店を出た。
俺は少年に「お前ら、なにしようとした」と聞いた。
すると、「兄ちゃんになにしてるの、兄ちゃんはわるいことしてない」といってきた別の少年。
俺はこいつらの手を引っ張り人気のないところに来た。そして「お前らのしたことはな、泥棒だよ。警察に行こうか」というと、警察がわかったのか、「いやー、ごめんなさい。もうしないから」というこいつら。
俺はまたするなと思ったから、「俺の家に連れて帰ってやる」といい、連れていく。希望の家に連れてきたこいつらに、まずは「お前らお腹空いてるんだろう」といい、おにぎりとスープを作ってこいつらの前に置いてやる。
すると「食べていいの」と聞くこいつらに「ああー」といってやる。こいつらが、食いつくとあっという間に無くなっていった。
「これから、ここで暮らせ。だけどなここで暮らすルールがある。それに従ってもらうぞ。お前らがしたことの責任をとること。俺になんでも相談すること、ちゃんと勉強することだ」という。そして言い聞かす。「お前らが悪いことしてるって言う自覚がないのかわからんが、お前のしたことは万引きと言って罪になるんだぞ。だから明日は反省部屋で一日お前らにお説教だ。今日はもう夜だし、まずお風呂に行くんだ」といった。
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