南というと南は負けたわよ。あの子早いわねというとあのスピード自分の軸足が産んだスピードねというと俺は正直わかってもらえてうれしい、南は実力を認めた。それに南も本気の勝負だったようだ。そして、お母さんに負けたわ。ごめんねというと母親は、あんたが負けてよかったっていったらいけないと思うけど、楽しかったでしょ。このレース。また島谷さんに挑ませてもらうわ。今度は負けないというと南はお母さんと一緒に帰っていった。龍君と帰って今日はマッサージを受けてちゃんとねるんだよというと、かおちゃんの顔は真っ赤になっていたので、譲がにやりと笑った。俺も龍君のしたことにはびっくりしたよ。正直言ってキスをするなんてね。もうかおちゃんは龍君のだよというと、譲は俺には麗華がいるし、いいんだというと、麗華ちゃんは照れながらもほっぺにキスをしてやっていた。