第64話

私は負けた。この義足の子に。この子すごすぎると思った。私はこの子に歩み寄り握手を求めた。すると南さん、はやいですねという彼女にあなたに負けたのに早いってどういうことよと思ったが、このレースは楽しかった。久しぶりにレースをした。そして薫と抱き着いてきたのは彼女のトレーナだろうと思ったが、次の瞬間彼女のほっぺにキスをした。ああー面白いもの見させてもらったわ。ふふふと笑うくらい、彼女はかわいい、そして美人アスリートだわ。将来が楽しみになってきた。ああーパラリンピックのライバルかと思ったのだった。

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