第26話

あれから龍君は帰ってきた。泣いてもないけど、今にも泣きそうな顔をしていた。そんな龍君にお父さんはおかえりといい、龍君の話を聞くためにお茶を出した。かおちゃんもいてというのでいることにした。そして通帳をだしてこういった。二度と顔を見せるな。俺は本当の息子ではないと言われましたよ。弟の子なんだって。それとお母さんは浮気して家から出て行ったのを父は今も追いかけてるそうでという龍君。私は龍君によく帰ってきてくれたね。お帰りといったら、ただいまといい、泣いてる龍君。そんな龍君をお父さんとお母さんが抱きしめた。私は頭を撫ぜてよしよしと撫ぜた。これからこちらでお世話になりますというと、この通帳のお金、俺の生活費として使っていただけませんかというと、お父さんが一応預かっておくけど、使わないよ。さてとこれから私は少し出かけてくるよというと、お父さんは出て行った。私は陸上競技をしたいのでコーチを探そうと思い、龍君に話すと譲に会いに行こうという。なんで譲君なんだと思ってると、譲は実は車いすバスケの有力選手なんだよという。私は譲君と麗ちゃんに会いたいと思っていたので行くことにした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る