第22話
そして義足が届いたので、早速つけてみた。この義足すごい。まるで足が生えてるみたいと思った私は、明日龍に見せたかったので、スカートを準備した。お母さんたちはかおちゃんよかったねというと足みたいだから義足とは思わないんじゃないと言われた。そして次は走りたいなというと、そうね。かおちゃんはそういうと思ってたけど、昔おてんばでかなり走るのとか好きだったからね。お母さんたちは危ないことはしてほしくないけど、かおちゃんはかおちゃんらしくいてほしいものね。だからいいんじゃないというのだ。お父さんも反対はしないらしい。そして、今日は龍君の退院の日だ。龍君を迎えに行こうといったので、、二人で車でお迎えに行くことになった。
着替えた私をみて、かおちゃんかわいいというお母さん。そして龍君の退院許可下りたみたいよ。病院で待ってるからいってあげなさいというと送ってくれた。
車の中で、お父さんはかおが可愛い恰好を誰に見せる気なんだいというと、お父さんは私が龍君の事が好きだということがわかっていた。そして切り出した。龍君もかおの事好きだと思うよ。だけど龍君は伝えようとしないのはなぜなんだろうねというお父さん。私は心当たりはあるけど、龍君の病気の事が不安なんだよというと、お父さんはかおは覚悟してるんだろ。龍君の病気と付き合う覚悟は。うん、とっくにできてるけど、それを龍君の前で言ってしまうと龍君は嫌がると思うの。という私にお父さんは、そっか。でも自分の人生は自分で好きに生きていいんだよというお父さんからのアドバイスだった。
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