第21話

今日は骨髄液を採取して麻酔が切れたため、非常に痛いのだ。

するとかおちゃんが来てくれてひまわりを飾ってくれた。それだけで元気になれるよ。そして突然、龍君、死んでも離したくない人っていると聞いてきた。俺が死ぬってことかなと思ったが、龍君が死ぬとかそういうことじゃなくて、そこまで愛した人いると言われたので、かおちゃんと言いたかったが、かおちゃんが死んでも離したくないって迷惑だろうなと思った。するといないと言ったら、なんかアイビーの花言葉らしいよというと、俺はアイビーってつるみたいなやつでしょ。と聞くと、知ってるんだねと言った。

そっか。アイビーかあ。じゃあ俺彼女が出来たらアイビー送るよというと、龍君、それ怖がられそうだよというので、そっか。そうだよねと笑ってしまった。俺、まだこうして笑えてる。かおちゃんのおかげで知ることが出来たよ。笑うっていい事だねと思う俺であった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る