薫、俺を彼氏にしてくれよ。

かおちゃんを好きになってしまった。あのリハビリ室で一目見たときから。塔矢の妹とかそういうのを抜きにして、俺はかおちゃんがはじめて欲しいとおもったんだ。でも俺、病気が完治してからじゃないとかおちゃんを彼女にしてあげられないんだろうな。再発したら、俺はもう結婚も何もかもあきらめなきゃね。そんで一生君を思い続けて、病院で死んでいくんだろうな。薫のそばにいるときは不安を見せられない。だから舌打ちしてしまうんだよ。

ああーかおちゃんは僕をどう思ってるの。こんな弱い自分受け入れてくれるかな。

塔矢、お前の妹は可愛すぎるんだよ。泣かしたくないなら俺をそっちに呼ばないでくれよ。と一人で嘆いていた俺でした。