第2話

通報者

私は事故の状況を詳しく話した。この車が猛スピードで走ってきて、トラックにあたったんです。そして通行人の人の上に荷物が乗ってしまったというと、猛スピードの運転手は無事だったが警察に現行犯逮捕。そしてトラックの運転手さんは命に別状なしだが頭にけがを負った。そして自分で乗った荷物を除けようと必死だった。運転手さんはお姉ちゃんと声をかけていた。その時だった。レスキュー隊が出動。通行人の少女はすぐレスキュー隊が駆けつけて救出された。そして駆けつけた救急隊員が担架に乗せ、救急者で病院に行ったのだった。後で聞くと運転手はその日、会社で怒鳴られて精神状態が普通じゃなかったと聞いた。アクセルとブレーキを踏み間違えたらしい。僕も通報した後、彼女の荷物をすぐにでも除けてあげたかった。でもできなかった。荷物は予想した以上に重かったのである。とりあえず彼女の脈をとってると、すぐレスキュー隊が駆けつけてくれた。そして荷物を取っ払った。僕は見てこう思った。彼女の足は切断しないとダメかもと思った。僕は救急救命士に伝えた。この二人を大木病院で受け入れますというと僕は大木亮という。僕は大木病院の息子で医師でもある。そして僕とトラックの運転手さんと少女は救急車に乗り、運転手さんのほうの頭の傷を治療した。そして病院に着くと同時に指示を飛ばした。

血圧上が100下50、脈拍が50、血液も輸血。それとご家族に連絡。わかりましたというと、僕は足を切断することを判断した。

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