マコトの寝顔

第22話

マコトさん、おやすみなさいという私。

一旦部屋に戻って、私はベットに寝る。

夜中に夢にうなされ起きる。

その夢とはまたお母さんと暮らさせられる夢、煙草を押し付けられる夢だ。

こんな時、私は廊下をこっそりと出歩き、こっそりとマコトさんのドアを開けてマコトさんの寝顔を見に行く。

見に行くだけで安心するのだ。そっと戸を閉めて自分の部屋に行く私。

そして朝を迎える。ある日の事だった。

マコトさんがなにかに気付いているようで、アリサ、お前さ夜中に俺の部屋に侵入してなにしてるんだと聞かれた。

私は何も言えず黙ってると、マコトさんがお前、寝れてないんだろうなんか怖い夢でも見てるのかというと、私の顔をみて図星なんだなっという。

どんな夢見てるんだと聞いてきたので、ここに突然、お母さんが現れるの、強制的に一緒にさせられる夢というと、マコトさんが、俺の部屋に入ってくるのはなぜと聞かれたので、なぜかマコトさんの寝顔見ると安心するのっていう私。アリサ今晩から俺の横で一緒に寝るか、お前が俺の事恐くなければだがと言われると、私はその晩マコトさんの部屋に行き一緒に手をつないで寝るということになった。

その日はなぜかぐっすり眠れた。

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