アリサが高校生になる

第19話

私はもうすぐ高校生になる。

マコトさん入りますとノックする。

ああー入ってきてというマコトさん。

入ると彼は微笑んで

アリサ、どうしたのと聞くマコトさん。

私、バイトしたいの、だから相談に来たのっという私にマコトさんはバイトって何か欲しいものでもあるのと聞く。

違うの。お金は安くてもいいから、人とかかわれるようになりたいの、そういう私にマコトさんは、わかった、でもバイトは反対だね。もし男がアリサを襲ったらどうするんだよというマコトさん。ええーそんな風にならないよ。大丈夫だからという私。

仕方ないなあ。どうしてもやりたいのか。じゃあヨシユキの所だったら許すよっと言われた。

夜遅くなりそうだから、俺が迎えに行くから待ってること。いいねと言われる私。

マコトさんに助けてもらいここで暮らし始めてから、もう2年が過ぎようとしていた。なのにいまだにマコトさんの家で暮らしてるんだけど、もうそろそろ一人暮らしを初めてもいいなっと思ってるんだけど、それはまだ許可が下りないから、せめてバイトでもと思って聞いたんだよね。

オサキ先生には許可もらったし、さてとヨシユキさん所に行くと、今日からお世話になりますというと、ヨシユキさんは、君の仕事は注文受付だよというと、さっそくお客さんが入ってきた。

いらっしゃいませと明るくいう私。お水を持っていき、そこにいってみると、お客さんがアリサちゃんお久しぶりというと、

私、一瞬誰かわからなかった。

俺だよ。アキラだよといい、ええーアキラさんとびっくりしてしまう。

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