第37話
多紀さんがある手紙を持ってきた。母からだった。わたしは封を開けた。多紀さんは開ける前から期待しないで。ひどいことが書かれてあるからというのだ。その内容を確認した。あなたを生んで後悔してるといった事やあなたを家族と思ってないこと、出ていってくれてせいぜいしたという内容だった。ひどいという内容を私は目を通したが、おっさんは私を抱きしめた。悪かった。と。美空ちゃんと声を聞こえてきた。私はこういった。分かってた。こんなことだろうと、母に会いに行ってくれて多紀さんにもひどいことを言ったんでしょう。そのほうが辛いと思っていった。でも多紀さんはああーもちろん言われたけどね。僕は他人だからなあ。僕の活動を否定されたけど、そんなことはたびたびだ。でも美空ちゃんを苦しめといて反省もそんなこともない女が君の母だなんてな。力になれない自分と憤りを感じたよ。という多紀さんに、怒らせてごめんなさいとしか言えない自分。美空ちゃん、落ち着いて。君には怒ってないよという多紀さんの声。多紀さんは気が付いてこういった。美空ちゃん過呼吸だ。紙袋あるというと療治が急いで持ってきた。ゴメンね。僕も悪かったというと落ち着くまで多紀さんとおっさんは心配していた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。