第27話

学校が終わったらお父さんたちと一緒にコンさんに会いに行くことになった。昨日幸さんの昔を見たと言った時、えっみたの。テレビ。という幸さんは恥ずかしそうで、弘さんはそういえば今も恥ずかしい事してるよというと、真っ赤になった幸さん。弘紀、恥ずかしいってなに。どんな事って聞くと、美空ちゃんには言えないことですといい、弘さんは黙ってしまった。すると、幸さんは気にしないで。今の事は忘れてと言う。そんなに幸さん怒らすと怖いんだね。弘さんはいろんな意味幸さんに頭が上がらないことを知った。仕事が終わって待ち合わせ場所に幸さんと弘さんと向かった。幸お父さんというと幸さんは療治と呼ぶ。弘さんは療治が幸さんをというとヤキモチだよというのだ。そう、ヤキモチかあと思った。そして居酒屋さんに入ると、あっお久しぶりです。敬久しぶり。コンコンはと聞くと、ああーいますよというと、敬に療治がお兄ちゃん、ご無沙汰してますというと、敬さんと言う男性は最後にあったのはフミさんの葬式以来だったなというのだ。敦君も元気なのかなというと、今日来てもらってるからというのだ。ああーよかったというと、コンコンと呼ぶ人が厨房から出てきてこういうのだ。幸、元気か。よかったというと、ははは僕らも大分おじさんになったねというのだ。この人たちがおじさんと私は思った。もう40だもんね。というのだ。でもこの人たちがそう見えないのは多分気持ちが若いからだろう。おっさんはおっさんだけどまだ24歳でおっさんも若い。私は十分わかっていたのだが、おっさんはおっさんだ。おっさんと呼ぶとなんだという。するとおっさんって呼ばれてるんだなというと、まあな。でも真似するなよと言うから、敬って人はははは、さすがになというと、まあ、今日はゆっくりして行けよというと、コンさんはタモさん、押すよと言われて、敬君におされていた。

タモさんってと思ってると、美空ちゃん、ここに座ってというので遠慮なく座った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る