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第1話

空のほうにお願いを毎日してる。でも私の願いは叶えられない。

朝、自分のコーヒーを飲もうとすると、私の身体はガタガタ震える。でも一生懸命おさえようとするが、失敗。

母に見つかり、あんたの飲むコーヒーはないといい、取りあげられた。私を何で産んだのと聞いたことはあるが、決まってこういう。

あんたが出てきたらダメな時に出て来ただけじゃん。あんたが我慢すればよかったんだという。しかたなく公園に出る私。缶コーヒーを買うお金もない。えっとご飯はというと、ここら辺にある食べられそうな草をムシャリ。私はあの震えが起きなければ、ちゃんと飲めたのにな。と思い、太陽のように咲いてる花に話しかけた。どうしてこんなに美しく咲いてきれいなんだろう。そして散っていくんだろう。私はその時花に生まれたいと思った。空にお願いをしたが、叶えてくれない。そんな時だった。「お前、何してるんだ」と男の人が話しかけた。一瞬ビクっとしたが、「お前ぐらいオーバーに驚かれるとこっちも困るんだが」というのだ。その人はガタイもよくてすごい怖い兄ちゃんだったのだ。そのお兄ちゃんをみて怖いと思ったが、おっとお嬢ちゃん。とって食ったりはしねえから。俺はもっとお肉がついてるやつがいいんだが。譲ちゃんの事が気になってなというと、おっさんと呼ぶとお前、俺がそんな年に見えるかと聞かれてこくりと頷いてみた。ほほう。そうか。というと落ち込むと、それはそうとこの公園にいつもいるみてーだからなんでこの公園に来てるんだと聞かれて、家に居場所がない。というと怪しまれるから家にいるのに疲れるといった。だったら隣に来てふーんそうかというと、私の横で缶コーヒーを飲みながら、なんか震えが来てるが大丈夫かと聞かれたが、大丈夫というと、おっちゃんは私の身体を触り、違和感に気が付いたみたいだ。お前、ひょっとしてだが、無意識的に動いたりしてねえかと聞かれたため、図星だった。

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