第36話

ノンどうしたと聞かれたのでダイ君に「私。アオさんみると最近ドキドキしてるんだよ。私なんかアオさんはすきじゃないよね。私が好きっていっても迷惑だよね」という私。ダイ君は「ノン、どうしてそう思うんだ。」と聞いてきてくれたダイ君。「私は身体が醜いの。それに私は不幸にしてしまう」という私にダイ君は「ノン。馬鹿か。お前が不幸にするってなんだそりゃ。お前は変わっちゃいないな。ノンいいか。お前の体が醜いって。そりゃお前の体は硫酸でやられてしまってるから、普通の人よりもきれいじゃねえかもしれねえ。でも、それはお前が戦ってきた証拠だろうが。頑張ってきた証拠だろうが。そんなの含めてお前だろうが。それになんだ。そのお前が不幸にするって。俺はそんなふうに思わない。ノン。前にもいったよな。俺はお前の体を見たがひどいとは思う。でもお前はそれでも生きてきたんだ。だからそんなふうに不幸にするとか思うんじゃないぞ。」というダイ君。そんな声を聞きつけて「体の傷がどんなにひどくても、あなたはあなたです。望、僕はあなただから好きなんです。僕はあなたを大切にします。」というと、「葵、こいつお前の部屋に連れていけ。ノンを大切にする気があるなら不安にさせるんじゃないぞ」というダイ君。それと忘れるんじゃねえ。俺のヒーローは今も昔もお前だよ」と言ってくれたダイ君。ダイ君。ありがとう。私をヒーローだって言ってくれて。とてもうれしい。これからも弱気になったらこうして怒ってね。こうしてアオさんの部屋に連れてこられた。

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