第343話

玲衣はその表情を見て、確信した。




「まあ、そういう関係だとは思ってましたよ。」



余裕のある彼の顔を美弥はずっと睨んでいた。



侮れない……そう警戒をした表情で。




真野から写真を撮ろうと言われていたにも関わらず、急ぐ姿を見せない玲衣を見て美弥は溜息を吐く。



まあ、玲衣と写真というのはあまり想像がつかなかったのか、あるいは…───







「俺の話は別にどうでもいいんだよ。」



話を逸らされた気分になった美弥は若干機嫌が悪くなっていたが、そう言った瞬間、少しだけ口端を上げる。




玲衣は何を聞かれるのか分かっていないのか、美弥を睨むように見ている。

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