第321話

「ななななな、どうしてだ!!」



「あー、もううるさいな。俺、先に行くよ。」



「ええ、逝ってください!!」



あ、間違えた。




玲衣さんの目がきらりと光ったのが分かった。





「へ~、そうなんだ、そうなんだ。なるほどね。」



「ま、間違えたんです!!オモッテナイデス!そんなこと思ってないですヨ!!」



「いや~、人って思ってることを口に出しちゃう生き物だって言うけど、そうなんだね~。」



「嘘!!それは嘘です!!冗談を言ってみただけです!!」



「真野、逝く時は一緒だよ」



「……はい、すみません。」



玲衣さん、最後までとっても恐ろしい人だということが分かりました。

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