第312話

「ええ様やないか、羽柴の若造。」



「アンタが、千陽さん……か。」



「ホッホッホ、今宵の戦は終わりじゃ。……人が一人死んだんじゃからな。」



それは誰もが橘君を差していることが、分かる。



二人の会話は、未だに続く。




「ここで幕を下ろしたとしても、俺がいる限りまだ終わることはない。」



「そうか。」



「絶対に、お前らを潰す。」




耀さんは一体何を考えているの?



始めから狙いは『佐藤組』だったんだろうか?



どうしてそこまでして、私達を憎んで……。







そう疑問に思った時、二人の会話に入ったのは…――








「耀さん。そこまでにしてください。」



カラスさんだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る