第55話

襖を開けたと共に、裾からカタリと音をたてて扇子を落としてしまう。



え?



何でこんな所に扇子入れてたの?



僕入れた覚えないんだけど……、多分皇紀さんの仕業だろう。



そう思って、僕はその扇子を拾おうと屈んだ時……。






違う部屋から襖が開く音がした。



その音にびくっとしてしまう僕は、人がいたのかと思い、身構えてしまう。



しかし、そこにいたのは僕の標的である……

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