第42話

空港を出た瞬間に、彼は呟く。



「んー、久々の関西だね~。」



「若、疾風さんから連絡です。」



「疾風から?」



出始めの言葉から、その人からの電話だとわかった瞬間に顔付が変わった。



それがアッチ関係だというのは、その顔付を見れば容易にわかってしまう。



僕は下を向いて、その電話を間接的に聞く。




「んーだ、ガキ。」



どうやら、皇紀さんにとってその疾風さんというのは、僕と同じガキ、らしい。



それに対して、何を言っているのかはこの距離では分からないけど、絶対怒っているだろうなーと思った。



が。






「ちっ、お前面白くねえな。もっと反応しろよ。」



と皇紀さんが言ったので、どうやら皇紀さんが思っていた反応をくれなかったみたいだった。

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