第42話
空港を出た瞬間に、彼は呟く。
「んー、久々の関西だね~。」
「若、疾風さんから連絡です。」
「疾風から?」
出始めの言葉から、その人からの電話だとわかった瞬間に顔付が変わった。
それがアッチ関係だというのは、その顔付を見れば容易にわかってしまう。
僕は下を向いて、その電話を間接的に聞く。
「んーだ、ガキ。」
どうやら、皇紀さんにとってその疾風さんというのは、僕と同じガキ、らしい。
それに対して、何を言っているのかはこの距離では分からないけど、絶対怒っているだろうなーと思った。
が。
「ちっ、お前面白くねえな。もっと反応しろよ。」
と皇紀さんが言ったので、どうやら皇紀さんが思っていた反応をくれなかったみたいだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます