第28話

そんな二人のやり取りを僕はジッと見つめていると、その視線に気が付いたおじいちゃんの方が説明してくれる。



「会合とは、こっちの世界の大きな組織が取り締まる議会みたいなもんじゃ。」



「議会?」



「【四皇帝】…って言うても、分からんか。4つの組が地域ごとを取り仕切っておるのじゃ。」



4つの組?



それが【四皇帝】だと言うことは分かった。



じゃあ、この『佐伯組』もその一つだということは僕にだって容易に理解できた。



「その会合に、出席するんですか?」



「そうじゃ。まあ、出席するのは儂じゃなくて、皇紀じゃがな。」



「出たくもない会合に出て、行きたくもない場所に行って、俺って実は可哀想なヤツだよな~。」



「分かっておることを口にするでないわ。」

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