第25話

豪快に笑うこの人に、俺は“そうか”と思ってしまった。



皇紀さんのお父さんということは、母さんのお父さんだし……俺のおじいちゃんということになる。



会ったこともなかったこの人は、僕のおじいちゃん。




何故だろう?


こんな職業の人だから、怖い人なんだろうと思っていたけど、どうしてか……






僕は涙を流してしまった。



「お、おい!皇紀!な、泣いてるぞ!」



「おいおいおい、俺に言われても仕方ねえって。ガキの泣き止ませ方とか知らねえし。」



「ど、どうすればいいんだっ!?おい、皇紀!」



「だから、俺に聞くなっての。」



そう焦っている二人も何だか面白くて、泣きながら笑ってしまう。



だから、僕は言う。

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