第13話

「アンタが産んだ長男を迎えに行く……ってな。」



それが、どうやら僕を産む前に決めていたことらしい。




「そんなこと決めてないわ!!アンタが勝手に言ったことでしょう!!」



「何?俺の所為なわけ?……男を産んだお前が悪いんだろ?」



何故か、その言葉だけが僕の耳に届く。



お腹が、痛い。



倒れている父さんは死んでしまったかのようにピクリとも動かない。



いや、息はしているようだけど、全くといって動く気配はなかった。



母さんの泣いている声が、聞こえる。




「な、悪いのはお前だろ?あんなヤツと結婚すんのが悪いんだ。」



“あー、あと。”と付け加えて彼は口を開く。





「『佐伯組』の娘に産まれた、お前が悪い。」

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