第186話
空港の中に入ってしまえば、さっきまで汗が落ちていたのがひいていっているのが肌で感じる。
とりあえず、重たい荷物置こうかな。
よいしょっと言いそうになるのを堪えて、私は荷物を床に置いたのと同時に近くにいた電話をしている男の人の声が聞こえてきた。
「あと、飛行機乗るだけだから。………ああ、いい子で待ってるんだぞ。」
昨日から電話している姿をよく見かけるカラスさんだ。
そういえば、電話をしている相手は結局どこの誰なのだろう?
徠が一度聞いていたけど、最後は誰なのか聞けず仕舞いだったから、分からないままだった。
う~ん、気になるな…。
じっとカラスさんのすぐ近くで睨むように見つめていると、カラスさんはそれに気づいたらしい。
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