第181話

「じょ、冗談に決まってるじゃないですか!」



アッハハと笑っていると、玲衣さんに後ろからひょこっと顔を見せた柳生君。



「玲衣。今回はお前が勝手に連れ込んだのが悪い。心配したこっちの身にもなれ。」



なんて大人の対応をしている彼を見て、私は涙が出そうになる。



柳生君って、本当この中でも大人的存在だよね!



見習いたいです!




そう思ってキラキラ笑顔で彼を見ていると、視線がこちらにへとずれる。



その時、不意だったのでドキッとしてしまう。



その目に、見入ってしまったのだ。




「真野も、少しは警戒しろ。」



その目に、見離せなくなった。



彼の一つ一つの行動に少しだけ、ほんの少しだけだけど……

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