第139話

そして反対方向を見れば、そこには玲衣さんと達沙が案内板を見ているようだ。



次、どこに行くか決めてるのかな?



そう思いながらまたあたりを見渡したのだけど、自分が探している相手が見当たらない。



あ、あれ?



キョロキョロとあたりを見渡して、視力のいい自分に今日少しだけ自分をほめてやった。





発見。



私はとりあえず喧嘩をしている裕貴と朱希君を置いて、そちらにへと足を運ぶ。



人と人との間を行き交うのは少し息苦しいけど、彼の下にへと向かう。



少しだけ走って、声をかけると届く距離くらいの時に彼の名前を呼ぼうとした。




「から…っ!」



「ああ。分かった。…ちゃんと一番にそっち行くから、待ってろ。」



どうやら電話中だったらしい。



足を止める。



どうしたらいいのか分からなくて、私は足を止めたまま彼を見つめているとその視線に気づいたのか、私をジッと見る。

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