第135話

遊園地の中は修学旅行生の人もいれば、一般人の人もいる。



こういうところなんて滅多に来ないから、自分としては少し浮かれているような気分になった。




隣にいた達沙に目の前にあったものが何なのかを尋ねてみる。



「ねえ、あの乗り物は何?」



「ああ、あれはメリーゴーランドっつー子供が乗る乗り物だな。」



「……ふ~ん。」



あの馬がたくさん並んでるあれは、子供しか乗れないんだ。



シューンと少し残念そうにしていると、それに気づいてくれたのか朱希君が私の背中をポンッと叩く。



「僕、あれ乗りたいんだけど、マアちゃんも一緒にどう?」



そう聞いてくれる朱希君が私には女神に見える。

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