第117話

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しんみりとした空気の中。



臣は柳生君を見つめている。



真次君も涙を流しながら、血を流しながらも柳生君を見つめている。



そんな雰囲気の中、どうしていいのか分からず、ただジッと彼らを見つめていると…







ガッシャーン



嫌な予感の音、がした。



それはもちろん的中することになるんだけど。






「俺のお嬢は無事かあああ!!お嬢!!返事をしてくださあああい!」



どうしましょう。



ええ、本当にどうしてくれましょうか。



あの、誰か私の代わりにあのお馬鹿さんに返事を返してあげてくれませんか?



はっきり言って、この雰囲気ぶち壊しにしたあのお馬鹿さんとお話したくないんです。

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