第21話
“残りの奴らは全員帰ってきてるから、行くぞ”
みゃー君はそう言って、私と柳生君についてくるように促す。
そっか、今日は里帰りに来たわけじゃないから旅館に帰らないといけないんだった!
私はとりあえず携帯を鉄君に返してもらうことの方が先決だと思い、彼にせがむ。
「携帯!どこに置いたの!?」
「携帯?……ああ。」
鉄君はそれに対して何かを思い出すような声を出したけど、それに加えて何か悪そうな笑顔を向けてきた。
それに私は背筋が凍るように硬直してしまう。
後ろにいた千尋君と泰虎も、嫌な予感とでもいうかのように笑う。
…といっても、苦笑いの方。
そして鉄君は私達の期待を裏切らずに、みゃー君にたくらんだ笑顔のまま、言う。
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