第114話
沈黙が、続く。
みゃー君は何を考えているのか分からない表情だ。
部屋は誰もがみゃー君に視線を浴びせていて、みゃー君の目はチラリと私の方に向く。
その視線はどこか寂しげで、どこか暗い感じがした。
それが完璧に分からなかったのは、彼がすぐに私から視線を外したから。
……何かから、逃げるようなそんな感じだった。
「ガキに教える義理はねえ。」
その言葉は、みゃー君の拒絶を表していた。
笑みを浮かべているのは、少し無理矢理だと感じるのはきっと本当の笑顔を私は知っているから。
その笑顔は、私の一番嫌いな表情だった。
みゃー君が、誤魔化そうとする時の表情だったから。
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