第93話
「ななななな、何言ってんだ!?お前は馬鹿か!」
顔を真っ赤にしている達沙だった。
「ばか?いや、みんなで行った方が楽しいに決まってんじゃねえか。」
徠はそれでも達沙のその反応の意味が分かっていないらしく、普通に言う。
うん、本当鈍感な君が羨ましいよ。
「ばっ!?だ、だから!」
達沙がどう言おうか迷っていた時だった。
「徠。俺、早く風呂に行きたい。」
カラスさんがオレと達沙に助け舟を寄こしてくれた。
もちろん、カラスさん優先の彼はそれにいち早く飛びつく。
「はい!!じゃあ、早く行きましょう!」
その言葉に誰もが息をついたのだった。
あ、玲衣さん以外。
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