第64話

どうやらその口ぶりだと、柳生君は昨日は徠の家で過ごしていたらしい。



隣の部屋にいるけど、そこまでは気づかなかった。




まあ、気づいたら気づいたで怖いかもしれないけどね。



そう思って、二人を見つめていると後ろからまた新しい声が聞こえる。





「おい、この班は揃ったのか?」



今日はネクタイをしていないようで、下は黒のワイシャツでそれにグレーの背びれを着ている。



耳には輝く、シルバーピアス。



相変わらず、不良してましたっていう雰囲気モロだしですよね。



「うん!揃ってるよ!」



「この班は、松下が班長でいいのか?」



“お前らだけだぞ?班長決まってないの?”



そう言って付け足すみゃー君は、ベシっとオレの上に出席カードを置く。

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