第50話

「ただいま~。」



ガチャリと開けると、そこにいたのは…―――







「おお、お帰り。」



スーツ姿のみゃー君。



「え?」



「橘さんと入れ替わりになってな。留守番してろって言われたからいる。」



ああ、そうなんだ。



だけど…、とりあえず…






「何で玄関の前にいるわけ?」



靴を履いたままのみゃー君。



家の中にまで入っていなくて、ずっと玄関に立っていたんじゃないかと疑ってしまう。



でも、案の定ずっとここで帰りを待っていたらしい。




「いや、なんっつーか……年頃の女の部屋には入りづらくて、よ。」



そう言ってくるみゃー君に、可愛さが少しだけ見えた。



ふ~ん、可愛いとこあるじゃん。

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