第37話
「じゃあ、一緒に考える?」
「…え?」
当夜はちょっと驚いた顔をした。
こんな答えが返って来るとは、思いもしなかったからだろう。
オレはそんな当夜に向かって、いつもより何倍も優しい顔をした。
「ねぇ、当夜。分からない…で終わらせないで。当夜の一つ一つの行動には、きちんと意味があることを忘れないで。
お願いだから、後悔しないで。」
オレの最後の言葉が、当夜にとって一番心に響いたのかもしれない。
当夜はそれを聞いた後に、プツンと何かが切れたように泣き出した。
「なぁ、なぁ、真野。」
「ん?」
「どうしたら……良かったのかな?…どうしたら、俺“達”仲良く、暮らせたのかな?」
その言葉を聞いて、オレは目を見開いた。
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