第59話

「来てくれて、ありがとうございます!!嬉しいです!!」



「ああ。」



「カラスさんに会えるのを楽しみにしてました!」



「ああ、俺もだ。」



「抱きついてもいいですか?」



「ん?」



「カラスさんがここにいるってことを確かめたいんです。」





そう言うと少し意外そうな顔をしたが、カラスさんは優しそうに微笑んだ。




「ああ、大歓迎だ。」



両手を広げて、彼は“私”を待ってくれる。



うん、やっぱり私…カラスさんのこと好きだなぁ~。




なんてノロケつつ、温かさを求めるように抱きついた。




カラスさんの胸の中はとっても広くて、私とは比べものにならない。



カラスさんの手はとっても大きくて、私を安心させてくれる。




ああ、彼は何って私を安心させてくれるんだろう。

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