第45話

「じゃあ、暇だったら裕貴に会いに行くね。」



「ああ、いつでも来い。」




そう言って、彼はオレの元から離れて行った。



さて、オレもそろそろ行くかな。



そう思い、冷やすものを八千代さんに返そうとするとホスト教師が話しかけてきた。



「もう、お前店番しなくていいから。」



「え?」



「他のヤツに任せたんだよ。また同じ事があったら、てめぇ首ツッコムだろうが。」




いや、否定はしないけど。



でも、まだ店番を辞めるわけにはいけない。



肝心な人が店に来ていないから。



折角、誘ったのにオレがそこにいなかったらきっとがっかりすると思うし。



…いや、彼自身ががっかりするかは分からないけど、オレが会いたいから。



「あの…」



「あ?」




「オレ、まだやります。なので、ご心配なく。」



「は?」



そう言われたのだが、オレはホスト教師から離れて、教室にへと走った。

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