第27話

オレはとりあえず、教室内に入ってすぐに柳生君達の方を見た。



どうやらもうオーダーしていたらしく、すでにコーヒーを飲んでいる柳生君。



その隣にいる朱希君はオレンジジュースを嬉しそうに飲んでいて、裕貴は何も頼んでいないのか寝むそうに座っている。





というか、このメンバー異色じゃない?



だって、柳生君と朱希君は分からなくもないけど……そこに裕貴って、これヤバくない?



オレが気付いた時にはすでに時は遅かった。






「おい!!てめぇ!!」




一人の男が、裕貴に突っかかっていたのだ。



ヒィィィ!!



何でこんな事になってるんだい!?



オレはおどおどしつつ、その状況を見つめていると、裕貴は面倒そうにチラリと視線をそちらに向けた。




「てめぇ!!何で、【旧校舎】の人間のクセしてそこに呑気に座ってんだよ!!」



やはりその類で喧嘩を売っている男。



それを見た女の人達は、ザワザワとし始める。



おおおお、これは一体どうすればよい状況なのだ!?



オレがこんなにも焦っているなかでも、裕貴やそこにいる柳生君や朱希君だけは何故か冷静だった。



そして、面倒そうに裕貴は口を開いたのだ。

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