第78話

いかにも怒ってますよという、オーラを放っている女の人が立っていた。



ち、何だ。



忍者じゃなかったわ。



この楽しみにしていたワクワク感、どうしてくれるの!



と軽く頬を膨らませながら、彼女に家を訪ねてきた理由を尋ねる。




「あの、何か用ですか?」



すると、予想外の展開に彼女は出てきた。







パシンッ…────



そんな痛々しい、また生々しい音がこの場に響いた。



え?




そんな思いを抱きつつ、私は頬を抑えて彼女を見つめる。



「最悪!あんたの所為で生殺しよ!」



その声を聞いた瞬間に隣の部屋で喘いでいた女だと分かった。



つか、生殺しって何?



私何か悪い事しました?



「覚えてなさいよ!」



そんな事を口走って、彼女は私の前から姿を消した。

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