第57話

なんて思いつつ、怒ってしまったオレは、彼の前まで行って宣戦布告でもするかのように仁王立ちして、指を差してみる。





「オレの取り柄は運の強さだもんね!敬え!」



と偉そうに言って、彼らの前で高笑いをした。



教えてあげたいよ、今の君に。



私がまだ4歳の頃に近所の子供達と遊んでいた時に、雪合戦をしていたんだよ。



日が暮れるまで遊んでいたから、親達に怒られてちゃったんだけど、私だけは何故か怒られなかったんだよ!



運が良くないとこんな事は起こらないよね!



それが何故だかわからないけど、ただの運が良かっただけかと思って片づけた。




まあ、それなりにたくさん、運がよかったことを経験してきた。

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