第22話

そう睨み合ってると、いきなり目の前にあった教室のドアが……



ガラッ…―――



と音を立てて、開いた。



オレからすれば左側、ホスト教師からすれば右側にあったドアだったのは見ればわかる。



オレ達はびっくりして、そちらの方に顔を向ける。





「何か、仲いい声が聞こえてくると思ったら……安藤兄先生じゃないですか。」





そこに立っていたのは、何やらちょいと可愛い系の男の子。



例えるならあれだよ。



キョトンとした猫。



そこら辺の女よりも可愛いと思う。



しかし、そんな可愛らしい声もオレを見て少し顔色を変える。



「安藤兄先生。誰ですか?この人。」



どうやら知らない人間であるオレに警戒しているようだった。



それは当然だ。



いきなり知らない人間が立っていたら、誰だって警戒する。

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