第4話

うん、似合わないことはないと思う。




いや、思いたい。




なんて、少しだけ心配しながら学ランに腕を通す。





その時、私は一つの手紙に目が動いた。




……私が男子校に転校した理由もきちんとある。



まず、父さんのウザさに飽き飽きして家出をした。



と言っても、ちゃんと承認済みだから心配ないんだけどね。



何っていうか、兄貴らがね。



一番上の兄貴は大好きだけど、私の双子の兄貴がかなりうるさい。



門限過ぎたら相当怒るし、半端ない。



一つ年下の弟より門限早いのはおかしいでしょ!



家族も家族で何も言わないし。



というか言えないの間違いかもしれないけど。



何たって私の家は………








俗にいう、極道ですから─────

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