第84話

そんなオレに風間君ははぁ…と溜息を。



桐生君は舌打ちを。



加藤君に至っては欠伸をした。




え?何なの、この反応?



訳が分からなくて、また首を傾げると…



「俺様が分かり易く言ってやってんのに、分かんねぇのか。この阿呆が。」



パシッ…───



「あてっ。」



軽くオレの後頭部を叩いた桐生君。



いてぇ…何で分かんないだけで、オレ叩かれてんの?



ちょっと涙目になっているオレに桐生君は目を逸らして、顔を赤くして…






「な、名前で呼べばいいだろうがって言ってんだよ。


ってか、そんな事、口で言わせんな…阿呆が。」



らしくない事を口にした。



オレはそれを見て、彼と同じように顔を赤くして驚いた。



え?あれってそういう意味だったの?



分かんなかったオレ…。



てか、超恥ずかしいんだけど…。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る