第72話

家の呼び鈴が鳴り響いた。



まだ朝の8時だというのに、鳴るなんて珍しいなぁ。



新聞の勧誘とか?



新聞の勧誘さんって本当に鬱陶しいからなぁ。



今日はどうやって追い払おうかなぁ。



そう鬱陶しい顔をしつつ、玄関に向かい、誰かも確認せずにドアを開けた。







「はあい。」




そうちょっと苛つきを乗せた言葉に反応した客人は、新聞の勧誘さんではなく…












「……いた。」








何故か安心しきっている風間君だった。






オレはびっくりして、開いている目をさらに見開いた。



…何で風間君が……オレの家に。



あ、いや…隣同士なんだけどさぁ。



でも、わざわざ呼び鈴を押してまで…オレに会いに来る?普通?

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